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機能性原料

緑茶ポリフェノールEGCG50

成分名ポリフェノール、カテキン、EGCG

緑茶ポリフェノールEGCG50

基本情報

商品情報

表記名称 緑茶ポリフェノール、茶ポリフェノール、緑茶抽出物、緑茶エキス末、茶(チャ)エキス末
規格成分 エピガロカテキンガレード(EGCG50)
ポリフェノール
カテキン
形状 粉末

原料情報

原産地 原産地:中国
原材料:チャノキ(ツバキ)
品種:カメリア・シネンシス(Camellia sinensis)
用途 加工状錠形:タブレット、ハードカプセル、ドリンク

商品説明

緑茶ポリフェノールEGCG50

EGCG50とは

ポリフェノールを98%以上(没食子酸一水和物として)、そのポリフェノールの内、エピガロカテキンガレート45%以上含有した緑茶抽出物です。本製品は、水とエタノール以外の溶媒を使用せずに緑茶(葉)のカテキンを抽出しています。そのため、「緑茶ポリフェノール」といった原材料表記が可能であり、緑茶の含有成分であるカテキンやEGCgの含有量をアピールすることができます。一方、既存添加物として使用されている緑茶抽出物の多くは、酢酸エチルなどで抽出されています。そのため、「酸化防止剤」としか使用できません。本製品は、エピガロカテキンガレート(EGCg)を45%以上、総ポリフェノールを98%以上、カテキンを75%以上、カフェイン0.5%以下と規格化されております。また、本製品のスーパーオキシド消去活性は1.5×106単位/gで、ビタミンCの約4.5倍、ビタミンEの約17000倍の抗酸化力があります。これら緑茶健康成分を特徴とした健康食品や飲料に、是非、ご活用ください。

緑茶について

緑茶は、ツバキ科に属し中国南部に起源を持つカメリア・シネンシス(Camellia sinensis)という植物の新芽が原材料です。約4000年前に中国皇帝により初めて緑茶の健康的可能性が記録されて以来、薬用としても利用されてきました。茶祖と呼ばれる栄西禅師は「養生の仙薬、延命の妙薬」と緑茶の可能性を見抜きました。茶は趣向性に優れるとともに、栽培しやすいこともあって次第に生産地が広がり、現在では年間300万tが生産され、中国,日本,インド,スリランカなどで栽培されています。生産量は78%が黒茶、約20%が緑茶、2%ほどがウーロン茶です。この黒茶というのは、主に紅茶を指します。

茶カテキンと健康

・カテキンとは
カテキンとは、分子量290のポリフェノールです。ポリフェノールとは、植物が光合成を行うときに作られる物質の総称でこれまでにおよそ5000種類が知られています。共通した働きとして抗酸化作用があり、どれも健康に良いとされているものばかりです。

・ポリフェノールの代表例と含有する食品
カテキン(catechin)・・・緑茶
ルチン(rutin)・・・そば
フラバノン(flavanon) ・・・レモン、ミカンなど柑橘類の皮
タンニン(tanin) ・・・緑茶、カキ、赤ワイン
ケルセチン(quercetine)・・・赤ワイン、ココア、タマネギ、ブロッコリー
アントシアニン(anthocyanin) ・・・ブルーベリー、イチゴ、ナス、むらさき芋
イソフラボン(isoflavone)・・・大豆、そら豆、レッドクローバー

お茶に含まれるポリフェノールは、ほとんどがカテキンで、主にエピカテキン(EC)、エピカテキンガレート(ECg)、エピガロカテキン(ECg),エピガロカテキンガレート(EGCg)の4種類が含まれています。この中でも最も抗酸化力の強いのがエピガロカテキンガレート(EGCG)で、ビタミンEの200倍の抗酸化力を持っています。

EGCG50の抗酸化力

本製品であるEGCG50は、食品の抗酸化力の指標であるスーパーオキシド消去能が計測されています。この数値は、1.5×106/gであり、他の食品素材に比べ、非常に高い抗酸化力を示しております。

カテキンの効果

ここ10年くらいの研究で、お茶の効用の多くがカテキンによることが次第に明らかにされてきました。現在、カテキンの効果として最も注目されているのは、抗ガン作用と抗肥満作用です。抗ガン作用については、静岡県内で緑茶をよく飲む地域ほどガンによる死亡率が低いという疫学的研究が発端です。現在、米国の国立研究機関によって、ガンの予防薬としての成分としてカテキンが検討されています。また体内の毒素を消し、細胞や遺伝子の損傷を防ぐはたらきがあります。そのため環境汚染や食品添加物、紫外線やストレスなどから身を守る成分として注目されています。報告では、1日4杯以上の緑茶を飲んでいる人は、そうでない人に比べて非常に健康であるという結果がでています。これは緑茶の中に含まれるカテキンやその他のポリフェノール類が強力な抗酸化物質としてはたらくからです。その他にも、カテキンの効果は試験管内の実験や動物試験はもちろんのこと、人間の疫学調査や臨床試験で多くの機能が確認されています。

<参考>
・三重大学医療技術短期大学部
2000年9月、緑茶の渋味成分「カテキン」がヒトの胃がん細胞を破壊して死滅させることが、三重大学医療技術短期大学部の樋廻(ひばさみ)博重教授(生化学)らの研究で明らかになっています。この研究では、培養したヒトの胃がん細胞に緑茶から抽出したカテキンを添加したところ、細胞核のDNAがフラグメンテーション(断片化)を引き起こし、プログラム細胞死(アポトーシス)させることに成功しました。 実験の結果、カテキンの中でも、主成分のエピガロカテキンガレート(EGCg)が最も有効だったと報告されています。

・静岡県立大学
静岡大学では、「茶機能の細胞,分子生物学的総合研究」を開始し、カテキンがガン細胞の自殺(アポトーシス)を誘導することを検証しました。実験では、カテキンの主成分であるEGCg(緑茶カテキンの約40%を占めるカテキンの1つ)を人間のガン細胞(組織球性リンパ腫細胞)に加えて培養した後、細胞のDNAを抽出して分析を行いました。その結果、細胞の自殺(アポトーシス)によってDNA分解物(DNAラダー)が生成され、そのDNAラダー量は、EGCgの濃度が高いほど多いという結果が示されました。また、アポトーシス誘導活性はカテキンの中でもEGCgが最強であると報告されています。
また、静岡大学では自己免疫病のモデルマウスに緑茶粉末を混ぜたえさを与えることによっても緑茶の効果を検証しています。この実験では、通常のえさを食べていると自己免疫病が進行しリンパ節が膨張して腎臓が重くなるとともに、免疫複合体が作られその血中濃度が高まる特別なマウスを用いて実験を行いました。実験では、緑茶粉末を食べると血液中の免疫複合体の濃度が顕著に減少しました。この結果より、腎臓の炎症が軽減し、腎臓への免疫複合体沈着も抑制さることがわかりました。

・カリフォルニア大学サンディエゴ校
カリフォルニア大学サンディエゴ校のDharam P. Chauhan博士らは、「EGCgは、試験管実験において、ヒト結腸直腸ガン細胞の増殖を阻止し、これらの細胞を破壊することが示された」と米国消化器病週間(DDWの年次集会)で発表しています。Chauhan博士らは、試験管実験において、大腸ガン細胞に様々な濃度のEGCgを加え、24~72時間後にガン細胞の増殖を評価しました。50μmおよび100μmのEGCgでは24時間または72時間で有効な細胞増殖の阻止効果は見られませんでした。しかし、200μmおよび400μmのEGCgの条件下において、48時間および72時間後には、すべての大腸ガン細胞系列の増殖が阻止されていました。さらに、200μmおよび400μmのEGCgに72時間曝露したところ、曝露を中止してから10日後に細胞死が観察されました。博士は「緑茶はガンに対する予防法になりうると考えてよい。EGCgの有効量を決定するためにはさらに研究が必要である。また、緑茶には副作用はないと思われる。」と述べています。「高コレステロールな食事をさせたネズミの血液中コレステロール値に緑茶のカテキンが及ぼす影響」報告の中ではオスのラットを使って、このラットに28日間にわたり15%のラードと1%コレステロールを含む食事をとらせています。このラットを3つのグループに分け、第1グループは1%の緑茶パウダーを毎日食べさせ、第2グループは2%緑茶パウダーを食べさせ、第3グループは緑茶パウダーを食べさせませんでした。28日の実験の後、第1,第3グループのラットは高いコレステロールの食事によりいわば肥満状態になりましたが、第2グループの2%の緑茶パウダーを食べさせたラットだけは血液中のコレステロール量、コレステロールエステル量、動脈硬化の指標などの値が減少していました。またコレステロール値などは減少していましたが、健康状態の指標と考えられる赤血球の数と血液中のグルコース量は変化していなかった事から緑茶パウダーがいわば毒として働いていた可能性は無いといえます。さらに肝臓を調べてみると、肝臓中の脂肪とコレステロール値の上昇が抑えられており、またフンに含まれる脂肪とコレステロール量が上昇していました。

Muramatsu K, Fukuyo M, Hara Y., Effect of green tea catechins on plasma cholesterol level in cholesterol-fed rats., J Nutr Sci Vitaminol (Tokyo). 1986 Dec;32(6):613-22.

「食べ過ぎによる肥満に茶カテキンが与える影響:肝臓での脂肪代謝の促進」
実験は、「C57BL/6」という種類のネズミを2つのグループに分け、片方のグループは5%の脂肪を含む食事を、もう1つのグループは30%の脂肪を含む食事を食べさせています。そしてこの2つのグループのネズミに0.1~0.5%のカテキンを11ヶ月間食べさせました。11ヶ月後、ネズミの体重を測定してみると高脂肪の食事を食べさせたにも関わらず茶カテキンを食べさせたネズミは体重の増加が抑えられていました。また内臓脂肪を調べてみると肝臓を含む様々な臓器において脂肪の増加が抑えられていました。ネズミの下半身の脂肪は、5%の脂肪のみを食べさせたネズミでは平均2g以上増加しましたが、0.2%のカテキンを食べさせたネズミでは増加量が1.1g、0.5%食べさせたネズミでは0.4gしか増加していませんでした。また、体内において脂肪を消費するために必要な酵素の活性が、食べ始めてから1ヶ月後に上昇していました。これらの事をまとめると、カテキンは肝臓の脂肪代謝を促進する事によりダイエット効果を発揮しているといえます。今回の研究結果は長期間カテキンを摂取することで食べ過ぎによる肥満を防ぎ、また糖尿病や心臓の血管の病気を防ぐのに有効であるということを示しています。

T, Nagasawa A, Suzuki J, Hase T, Tokimitsu I., Beneficial effects of tea catechins on diet-induced obesity: stimulation of lipid catabolism in the liver.Murase, Int J Obes Relat Metab Disord. 2002 Nov;26(11):1459-64.

「カテキンポリフェノールを多く含む緑茶抽出成分とカフェインが24時間のエネルギー消費と脂肪の酸化に与える影響」
10人の健康人男子を対象とし、24時間の間、連続して呼吸による酸素、二酸化炭素の出し入れの量、尿などを調べることによりカテキンが体内のエネルギー消費に与える影響を調べてました。まず3つのグループにわけ、1. 緑茶抽出物(カフェイン50mg、カテキン90mg)、2. カフェイン50mg 、3. プラセボ(偽の薬) を朝昼晩の食事の中に入れました。もちろん本人には上の3つのどれが入っているかはわからなくなっています。24時間の間、放出した二酸化炭素量から消費エネルギー(EE)を調べてみると緑茶抽出物を食べたグループでは平均エネルギー消費量が4%増加しており、24時間の呼吸商(RQ)が0.88から0.85に減少していました。これは脂肪が消費されていることを示しています。また、尿中に排泄される窒素量は変わらなかった事からタンパク質がエネルギーに変わったためでは無いと考えられます。(※窒素は主にタンパク質に含まれています)このように緑茶を飲むことによりエネルギー消費が上昇しました、これは主に脂肪が消費されているためであると考えられます。

「カテキン類の長期摂取によるヒトの体脂肪低減作用」
男女80名(男性の平均年齢約42歳、女性の平均年齢約55歳)を2つのグループにわけ、片側のグループは126mgのカテキンを含む普通の緑茶飲料を、もう片側のグループは588mgのカテキンを含む高カテキン飲料を飲ませました。12週間の実験期間中、毎日1本の与えられた緑茶を飲む以外、、特に食事制限はせず普通の生活をしてもらいました。普通の緑茶を飲んでいたグループは平均0.44kg体重が減少したのに対し、高カテキン飲料を飲んでいたグループは体重が平均1.69kg減少していました。

Tsuchida T, Itakura H, Nakamura H, Reduction of body fat in humans by long-term. ingestion of catechins. Prog. Med., (2002) 22, 2189~2203.

カテキンの安全性

現在のところ、緑茶の有効成分ポリフェノール,EGCgの副作用は報告されていません。また緑茶は古くから万病の薬とも言われ現代まで受け継がれており、歴史的にも安全性の高さは証明されています。ただし、緑茶にはカフェインも含まれているため、過度のカフェイン摂取は、排尿,下痢,不眠症,不安感,胸焼け,いらいらなどの原因になることがあります。
※本品は、カフェインが取り除かれており、その含量を0.5%以下に規格化しております。カフェイン含量が気になるお客様にも安心してご利用いただけます。

ダイエットを目的としたより効率的な脂肪燃焼のための処方

茶カテキンは、脂肪燃焼サイクルで重要な役割を担っている「β酸化を活性化」することによって、ダイエットを効率化します。このβ酸化は、脂肪からエネルギーの原料であるアセチルコエンザイムA(アセチルCoA)を産生いたします。そして、このβ酸化が効率的に行われないと、脂肪は燃焼しません。現在、540mg以上の茶カテキンの摂取がβ酸化の活性化に効果的であることがわかっています。

そして、この脂肪燃焼をより効率的に行うために、オススメなのは「L-カルニチン」です。L-カルニチンは、脂肪を燃焼サイクルに運ぶ「キー物質」です。また、β酸化の働きを円滑に行うためには、亜鉛やセレンも重要な役割を果たしております。さらに、脂肪を燃焼サイクルに入った後、このエネルギーサイクルを活性化するのが「α-リポ酸(チオクト酸)」「コエンザイムQ10(CoQ10)」です。是非、これらの成分と同時にL-カルニチンフマル酸塩をご利用ください。

使用用途

・ 緑茶カテキンを特徴としたサプリメント(タブレット、ハードカプセルなど)
・ 粉末飲料(青汁や抹茶ドリンクなど)※容器飲料へのご使用は、別途ご相談ください。