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機能性原料

L-カルニチンフマル酸塩

成分名L-カルニチン

  • L-カルニチンフマル酸塩

基本情報

商品情報

表記名称 L-カルニチンフマル酸塩
規格成分 L-カルニチン
形状 粉末

原料情報

摂取目安量/日 推奨量:90~700mg/日
特記:L-カルニチンとして、50~400mg/日

商品説明

L-カルニチンフマル酸塩(L-カルニチン約57%含有)

L-カルニチンはリジンとアミノ酸から人の肝臓や腎臓で合成されるアミノ酸ペプチド といわれる栄養素です。また、体内で脂肪の代謝に関与する成分として知られています。脂肪の燃焼は、筋肉細胞内のミトコンドリアで起こりますが、脂肪酸はL-カルチニンの助けを得なければミトコンドリアに到達できません。L-カルニチンはその脂肪酸をミトコンドリアに連れて行く役目をします。L-カルニチンを摂取することにより脂肪酸の燃焼を促し、脂肪消費量を増やす効果があると言われています。また、L-カルニチンは、乳酸の蓄積を緩和することが知られており、海外ではスポーツドリンクなどにも活用されております。L―カルニチンは、そのままでは、極めて高い吸湿あるため、果実酸の1つであるフマル酸を用いて、フマル酸塩にすることにより、吸湿性を低くしております。

L-カルニチンの生理作用

(1)脂肪燃焼作用
L-カルニチンは、エネルギーを産生する仕事(呼吸)の場で重要な役割を担っています。大量のエネルギーを要する筋細胞に遊離脂肪酸が送り込まれると、まず、細胞質でコエンザイムA(CoA)がこれと結合し、アシルCoAとなります。このアシルCoAとL-カルニチンが相互にL-カルニチンアシル転移酵素の基質(酵素の働きを受けて反応する物質)となり、アシルL-カルニチンが生成されます。このアシルL-カルニチンになることで、ミトコンドリア内部(マトリックス)へ入ることができるようになります。そして、ミトコンドリアの内膜(クリステ)に存在するCoAへ逆の転移酵素反応によってアシル基を放ち、L-カルニチンとして再び細胞質に戻ります。このリサイクル機構は、L-カルニチンシャトルと呼ばれています。この機構により、脂肪酸をミトコンドリア内に取り込み、脂肪のエネルギー変換を効率化します。そして、L-カルニチンは、人での臨床試験も実施されえており、皮下脂肪と内臓脂肪の減少や脂肪燃焼に基づく持久運動能力の向上などが報告されています。

・〔データ検証〕 L-カルニチンのダイエット効果
下の図は、L-カルニチンを摂取した場合、体重とBMIにどのような変化が認められたかを検証したデータです。
この結果より、L-カルニチンは、運動と組み合わせることによって、ダイエット効果がより促進されることがわかっています(Lurz R. and Fischer R、1998)。このようなバックデータにより、L-カルニチンはダイエット食品に多く使用されるのです。

・より効率的な脂肪燃焼のための処方
L-カルニチンは、脂肪を燃焼サイクルに運ぶ「キー物質」です。そして、この燃焼サイクルにに入るには、もう1つの大きな過程があります。それは、β酸化といい、脂肪からエネルギーの原料であるアセチルコエンザイムA(アセチルCoA)を産生いたします。そして、このβ酸化が効率的に行われないと、脂肪は燃焼しません。このβ酸化を活発化するには、「緑茶カテキン」が有効的です。540mg以上の茶カテキンの摂取がβ酸化の活性化に効果的であることがわかっています。また、このβ酸化の働きを円滑に行うためには、亜鉛やセレンも重要な役割を果たしております。さらに、脂肪を燃焼サイクルに入った後、このエネルギーサイクルを活性化するのが「α-リポ酸(チオクト酸)」や「コエンザイムQ10(CoQ10)」です。是非、これらの成分と同時にL-カルニチンフマル酸塩をご利用ください。

(2)乳酸の蓄積と疲労感の解消
急激な運動をした場合、体内に乳酸が蓄積します。これが広義の筋肉疲労です。その時、L-カルニチンは、アセチルCoAがフリーのCoAに戻すのを促進します。そして、L-カルニチンの働きによって、乳酸がピルビン酸を通じてアセチルCoAに変換されることで、乳酸が減少します。
また、L-カルニチンは、アセチルCoAをフリーのCoAに戻る時、アセチル L-カルニチンに変化します。このアセチル L-カルニチンは、脳においてアセチルコリンの分泌を活性化し、疲労感の解消に寄与します。このような食品はBrain Foodと呼ばれ、その中でもGABAやDHAなどは認知度が高い素材です。

・[データ検証〕 L-カルニチンとスポーツ
L-カルニチンは、スタミナアップ、筋肉痛の緩和、疲労回復にも有効なデータ示されております。特に、スポーツ後の疲労回復効果は実感し易いと言われております。そのため、L-カルニチンは、多くのアスリートに愛されています。
Magginiらは、被験者12人を対象に15分間の自転車こぎで負荷をかけ、終了後25分間の筋力回復度を発生エネルギー測定装置を用いて調べています。このサイクルを3回繰り返し、L-カルニチン2g/日を5日間摂取した場合とプラセボ(偽薬)を比較した結果が左下のグラフです。これらの結果より、L-カルニチンは、比較的即効的な運動疲労回復にも有効であることが示されています。

また、Giamberardinoらの研究では、3g/日のL-カルニチン摂取により運動後24時間から顕著な筋肉痛抑制効果が認められています(右上グラフ)。筋肉痛は、過酷な運動の結果筋肉が種々の原因で損傷を受けることが原因となって起こります。L-カルニチンは脂肪の利用効率を向上させることにより豊富なエネルギーを生み出し、筋肉細胞の分解抑制、活性酸素からの保護作用などを発揮します。その結果、筋肉痛の抑制や緩和効果が得られると考えられています。

・〔データ検証〕 疲労の回復
エネルギーの不足は、「疲れ」の主な原因の一つです。L-カルニチンは、脂肪を効果的にエネルギーへ変換します。このエネルギーがスタミナアップにつながり、疲労を抑えます。
Pistoneらは、70~92歳の男女が毎日4g、30日間、L-カルニチンを摂取したところ、身体的疲労と精神的疲労の両方で大幅な軽減が見られました(下図)。

メディエンスのL-カルニチンフマル酸塩

メディエンスのL-カルニチンフマル酸塩は、アメリカトップシェアーの製品です。高品質とリーズナブルな価格で、御社の営業活動をサポートいたします。メディエンスのL-カルニチンフマル酸塩は、中国の生産委託工場で生産されており、国内の分析機関で徹底的な品質管理が行われております。

<用途>
・ダイエット食品および飲料
・乳酸蓄積防止を目的としたスポーツドリンク
・疲労回復を目的とした栄養ドリンクやサプリメント
・男性不妊、EDの改善を目的とした商品や精力剤
※L-カルニチンフマル酸は、適度な酸味を有します。果実酸であるフマル酸とL- カルニチンの化合物であるため、レモンやグレープフルーツなど柑橘系の香料と相性が良く、柑橘系の飲料に適しております。