機能性原料

魚油DHA70-TG

成分名DHA、EPA

  • 魚油DHA70-TG

基本情報

商品情報

表記名称 DHA・EPA含有精製魚油
規格成分 DHA、EPA
形状 オイル

原料情報

原産地 原材料:マグロ、カツオ
摂取目安量/日 推奨量:DHA・EPAを合わせて1,000mg以上/日(厚生労働省 食事摂取基準)

商品説明

魚油(DHA含有精製魚油)

魚油(DHA含有精製魚油)とは

油脂は炭水化物とともにエネルギー源として重要なだけでなく、身体を構成していく成分としても欠かせない重要な役割を果たしています。DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は魚油に含まれる代表的なn-3系高度不飽和脂肪酸であり、他の食用油脂にはほとんど含まれていません。両方とも摂取された「α-リノレン酸」から体内で合成されますが、その量はわずかであるため、魚介類から摂取する必要があります。現在欧米では、ω-3成分がサプリメントとして多くの人々に摂取されており、市場規模も大きくなっています。メディエンスの製品は、DHAの含有率が70%の製品から、50%、40%、27%、25%など、用途に合わせて選択して頂くことが可能です。

DHAとは?

ドコサヘキサエン酸(Docosahexaenoic acid)
不飽和脂肪酸のひとつ。6つの二重結合を含む22個の炭素鎖をもつカルボン酸 (22:6) の総称であり、4, 7, 10, 13, 16, 19 位に全てシス型の二重結合をもつ、通常は生体にとって重要な、ω-3脂肪酸に分類される化合物。魚油に多く含まれ、日本人は魚類を食べることによって多く摂取していたが、近年は減少している。ヒトでは、体内で合成できないα-リノレン酸から体内でDHAを合成するため必須脂肪酸となる。DHAは血液中の脂肪濃度を下げる作用など、健康増進効果があるとされ、EPAと同様にサプリメントや食品添加物として利用されている。

EPAとは?

ドコサヘキサ塩酸(Eicosapentaenoic acid)
DHAと同じ不飽和脂肪酸の1つ。5つの二重結合を持ち20個の炭素鎖を持つカルボン酸(22:6)の総称であり、生理活性の強いω6系統と競合することで、免疫や凝血反応、炎症などにおいて過剰な反応を抑える。また主要作用として、血小板凝集抑制作用がある。ヒトでは、体内で合成できないα-リノレン酸から体内でEPAを合成するため、DHAと同じくω-3脂肪酸の必須脂肪酸となる。

魚油(DHA・EPA)の主な作用

・心血管に及ぼす効果
今日の問題として大きく定義される生活習慣病の起因として、血中脂質値の増大が上げられる。そこでDHAの働きの一つとして血栓を溶解し、血管を拡張させる効果がある。研究内容によると、一般成人男性に対し、DHA、EPAを4g/day、6週間投与した結果、DHA投与の男性が、血圧の減少が顕著に見られた。またLDLコレステロールの値の増加を妨げる結果が得られた。その効果としてDHAの摂取は高血圧、動脈硬化等の防止、抑制に繋がるとされている。

<参考文献>
・Woodman RJ, Mori TA, Burke V, et al. Docosahexaenoic acid but not eicosapentaenoic acid increase LDL particle size in treated hypertensive type 2 diabetic patients. Diabetes Care 2003; 26: 253.
・Mori TA, Bao DQ, Burke V, Puddey IB, et al. Purified eicosapentaenoic and docosahexaenoic acid have differentialeffects on serum lipids and lipoproteins, LDL particle size, glucose, and insulin in mildly hyperlipidemic men. Am J Clin Nutr 2000;71:1085-1094.
・Mori TA, Bao DQ, Burke V, et al. Docosahexaenoic acid but not eicosapentaenoic acid lowers ambulatory blood pressure and heart rate in humans. Hypertension 1999;34:253-260.
・Woodman RJ, Mori TA,Burke V, et al. Effects of purified eicosapentaenoic acid and docosahexaenoic acid on platelet, fibrinolytic, and vascular function in hypertensive type 2 diabetic patients. Atherosclerosis 2003;166:85-93.

・記憶力、学習能力に関する効果
ω-3脂肪酸は海馬レベルにおける記憶や学習能力に大きく影響することが示されており、特に大きく影響するDHAの摂取は動物(人を含む哺乳類)の脳の発達に効果があることが研究結果より示されている。海馬中のニューロンにおける研究では、in vitroにおいてDHAを注入有、無しの状態で6日間経過させたところ、ニューロン細胞の先端の伸長がDHA投与の方が顕著に表れた。

<参考文献>
・Frances Calderon and Hee-Young Kim, Docosahexaenoic acid promotes neurite growth in hippocampal neurons Journal of Neurochemistry,2004,90

・抗がん作用
DHAはがん治療の効果を高める一つの手段となる。細胞膜のn-3不飽和脂肪酸の量を増すことは、がん細胞の膜の生理的あるいは機能的な性状を変化させて抗がん剤や放射線に対する感受性を高め、また 抗がん剤に対する抵抗性を改善する効果がある。乳がん患者での研究において、乳腺の脂肪組織のDHAが多い患者ほど、抗がん剤の効果が高まる研究結果が得られた。

<参考文献>
・P Bougnoux, N Hajiaji, MN Ferrasson, B Giraudesu, C Couet, and O Le Floch, Inproving outcome of chemotherapy of metastatic breast cancer by docosahexaenoic acid: a phaseⅡ trial British journal or Cancer (2009) 101, 1978-1985

・アルツハイマー病
脳の総資質の12%~16%はDHAが占めており、脳機能を正常に保つにはDHAの供給が必要だと言われている。現に研究ではアルツハイマー病患者の海馬DHA量は減少しているというデータもある。アルツハイマー病の原因と言われているアミロイド仮説では、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質が蓄積し、それが原因で神経細胞を傷つけることにより認知障害を引き起こしている。DHAはこのβアミロイド蓄積を抑える働きを持つ。またスウェーデンでのヒト介入試験結果では、軽度のアルツハイマー病の患者に対しDHA(1.7g/day),EPA(0.6g/day)を6ヶ月投与し続けた結果、認知機能の低下を有意に抑制できることが明らかにされている。

<参考文献>
・Michio Hashimoto: Alzheimer’s Disease and Nutrition, Especially Copper, Zinc and Docosahexaenoic Acid Deparment of Envitronmental Physiology
Shimane University Faculty of Medcine,Enyacho 89-1,Izumo, Shimane 693-8501,Japan